さようなら?ミスター・ウィック。
遂に、サブスク解禁となった「ジョンウィック・コンクセンス」。シリーズ最終回説が、かなり濃厚となっている本作をみんなは観ただろうか?
これまで、チートすぎるキアヌ・リーブスの活躍っぷりに、もはやコメディとイジり続けてきたが、本作ではジャンプ漫画の熱さに似たストーリーに思わず感動させられた。
もちろん、主人公のミスター・ウィックのチートぶりは健在。大阪やベルリン、パリで、斬りまくり殴りまくり、さらには撃たれまくりである。おそらく作品の半分くらいは、常軌を逸したアクションシーン。これこそ、ジョン・ウィック!!シリーズを通してブレない感じが、とても好きだ。
そして、本作はウィックの旧知の友人とのストーリーも見どころのひとつ。これまでは、新たなる敵を屠ってきた彼だったが、今まで明かされていなかった交友関係が明らかになっていく。「おいおい、なんで今まで世界からリンチされていたウィックを助けず、今更出てくるんだよ」と思う人もいるかもしれない。まあ、そこはジョン・ウィックだからさ、そういうものなんだよ!!しか言えない(そこを含めて楽しまないといけないんだよ)。
無論、全てのシリーズを見てから鑑賞しないと何が起きているのか分からないだろうから。ちゃんとステップ踏んで辿り着いてほしい。大丈夫!絶対面白いから!!
監督
チャド・スタエルスキ
出演
キアヌ・リーブス